自分に合った戦略
どうも。凡人です。
天才達に勝つには戦略と戦術が必須です。
そして努力も必須です。才能で負けてる分、努力で埋めるしかありません。
戦術を練るには先ず戦略を決めなくてはなりません。
戦略を作るにあたって、自分自身の身体能力や、前向きに継続出来るかどうかや、目標到達点を明確にしておきましょう。
例えば、スタミナは無いが筋力は有る人と、スタミナは有るが筋力は無い人の戦略は違います。
突きの稽古は好きだけど蹴りの稽古は苦手な人と、蹴りは好きだけど突きは苦手な人や、接近戦が好き、離れて戦うのが好き等々、それぞれ戦略が違います。
戦略を作るにあたって一番肝心なのは、前向きに継続出来る内容かどうかです。
身体能力に関してはある程度、努力でカバー出来ますが、前向きに継続出来るかに関しては、面白く無ければ続ける事が出来ません。
一般的な日本人の特徴として、苦手な技を使える様にしようと努力します。
「欠点を埋める事が勝利への近道!苦しくて辛い稽古が正解だ!」
と考える方が多く、指導者のほとんどもこの方針でやってるのが現状です。
ですがハッキリ言って愚策です。害悪と言っても差支えありません。
辛い稽古、苦しい稽古で苦手な技を克服して使える様にしても
マイナスが0になっただけで試合では使えません。
苦手を克服するには多くの時間と、苦しい稽古に耐える精神力が必要です。
挫折する人の多くが、この辛い稽古に耐えられず辞めてしまいます。
稀に、辛い稽古に耐え、苦手な技を使える様になる人もいますが、努力の甲斐なく試合に負けてしまい、まだ努力が足りなかったからだ!と、もっと辛い稽古に打ち込む人もいますが
努力の方向性を間違えてます。
かの経済学者ドラッカーも言ってます。
『強みのみが成果を生む。弱みはたかだか頭痛を生むだけである。しかも弱みをなくしたからと言って何も生まれはしない。強みを生かす事にエネルギーを費やさなくてはならない』
天才達に勝つには、努力の方向性を間違えてはいけません。
誰しも子供の頃、夢中になって遊んだ事があるでしょう?
なぜ夢中になれるのか?それは楽しいからです。
人は楽しく無ければ夢中になれず、大きな成長も出来ません。
ですから戦略の方向性として正しいのは
得意な技や好きな技を伸ばす事です。
誰しも得意な技や好きな技を稽古するのは楽しいです。
楽しい稽古こそが天才達に勝つ為の戦略で一番重要です。
自分はどんな身体的特徴があり、どんな技なら楽しく稽古できるのか
一度書き出してみて下さい。
それでは、また。